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免疫力低下を招く抗生物質のリスクとは

体温計

風邪を引いた時、怪我をした時、炎症がある時、何らかの病気で病院にかかると、解熱剤や咳止めと一緒に良く処方されるのが「抗生物質」という薬です。

例えば、風邪を引いてしまう原因には「風邪の菌」が体内に入って感染してしまうことが挙げられます。

この菌が悪さをすることによって、風邪の特徴的な「咳」や「くしゃみ」「発熱」などの症状が引き起こされます。

つまり、病気の原因である菌をやっつけることができれば病気を治せるのですが、その時に菌を倒すための薬として処方されるのが「抗生物質」と呼ばれるものです。

抗生物質は痛みや熱のような「症状」には効果を示しませんが、その原因である菌に対して効果を発揮するような薬です。

菌に対する免疫力の効果

免疫というのはとても広い意味を持ちますが、端的に言うと「外界から侵入してきた細菌やウイルスに対する防御機構」と説明されることが多いです。

体の中には、免疫に関係している免疫細胞と呼ばれるものがたくさんあります。その中のいくつもの細胞が協調して、免疫機能を作っています。

例えば、風邪の菌が口から喉に入ってきた場合、体の中の免疫細胞がその菌と戦い排除するような働きを行います。これらが作用している時に、熱が出たり、咳が出たり、しているのです。

通常は薬を使わなくても、ある程度体の中の免疫細胞の働きで外から入ってきた菌に対して、抵抗することができます。

そのため、健康を維持するためには「免疫力」と言うのは大切なものなのです。もし免疫力が低ければ風邪だけにとどまらず、いろいろな病気に罹りやすく、そして治りにくくなってしまいます。

抗生物質が免疫力を下げる

それでは菌を倒すための「抗生物質」がなぜ、菌に抵抗するための免疫力を低下させてしまう原因になるのでしょうか?

抗生物質が菌を殺すための薬剤だという話は、前述させてもらった通りです。

しかし、体の中に入ってきた悪い菌を殺してしまうと同時に、体の中にいる健康にも良いとされる菌も一緒に殺してしまうのです。

腸内に存在する腸内細菌には、悪玉菌と善玉菌と呼ばれるものが存在します。

善玉菌として有名なものには乳酸菌があります。善玉菌は腸内環境を良好に保つために必要な存在なのですが、これらの菌も抗生物質によって一部死んでしまうといわれています。

このような機序から、抗生物質の摂取、腸内環境が悪くなってしまうのです。

腸内には、体の免疫に深く関わっている、免疫細胞の内、6割〜7割ぐらいが存在していると言われています。

つまり、抗生物質の服用→善玉菌の減少→腸内環境の悪化→免疫機能の低下

という流れを引き起こしてしまい、抗生物質を取りすぎることで免疫力が下がるといわれています。

抗生物質に菌が耐性を持ってしまう

「耐性菌」という言葉がありますが、これはある特定の薬剤が効かない、つまり抗生物質に耐性を持った菌という意味があります。

薬剤耐性菌には、特定の抗生物質が効かなくなってしまうため、抗生物質を飲んでも、病気が治りにくかったりします。

そのために、治療が難しくなってしまうのです。

この耐性菌というものが、実は抗生物質によって増殖してしまう可能性があるのです。

通常、抗生剤の効果がある菌は、抗生剤によって死滅してしまいます。

しかし、その抗生剤に耐性のある菌が一部生き残ってしまうと、その菌が増殖してしまった時に、もう一度同じ抗生物質を投与しても菌を除去できないという状態が生まれてしまいます。

さらに、抗生物質が効かなくなってしまうのは、菌が持っている遺伝体が影響しています。

この抗生物質に影響のある遺伝体は、持っている菌から、持っていない菌へと移ってしまうといわれていて、どんどん耐性菌が増えてしまいます。

この情報の中に、数多くの耐性遺伝子がある場合は、その全てが移ってしまう可能性もあります。

こうなってしまうと「多剤耐性菌」と呼ばれ、いろいろな抗生物質に耐性を持っている菌が生まれてしまいます。

抗生物質を過信しない

抗生物質

抗生物質というのは、病気の原因菌を倒す一方で、抗生剤に対して抵抗力を持った菌を増やしてしまう危険性があること、免疫細胞の能力を低下させてしまうことなどから、免疫力の低下を引き起こす可能性があります。

これらは、抗生物質という万能な薬の副作用とも言えます。

なので、なんでもかんでも抗生物質に頼ってしまい、乱用してしまうことは、免疫力の低下とともに健康に対して悪い影響を与えてしまうこともあるのです。

実はこの知識は、医学的にはよく知られていることなのですが、あまり積極的には説明されませんので、一般的には知らない人も多いです。

抗生物質に頼りすぎないように、体の免疫力を日頃から高めておくことはが大事です。免疫力が高ければ、感染性の病気にかかりにくいということになります。それは相対的に、抗生物質に頼りにくい体を作ることでもあります。

日々の生活習慣や食生活から免疫力を高めるようにして、病気に負けない強い体を作るように心がけましょう。

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